開発進行中!電話音声をテキスト化するアプリ「Roger Voice」

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アメリカの大手クラウドファンディングサイトKick Starterで、すごい電話アプリの開発計画が進んでいました。なぜ過去形か?計画倒れで資金が集まらなかったからではありません!見事目標金額2万ドルを達成して、アプリはiTunesとGoogle Playで公開されているのです。
クラウドファンディングサイトでの資金募集紹介文にはこう書いてありました。「聴覚障害者でも電話が使えるアプリ。リアルタイムですべての電話の会話を字幕にします。世界的に使えます。」すごい計画ですよね。

さて、実際にはどんなアプリに仕上がったのかさっそく見てみましょう!

計画通りに完成した「RogerVoice」ではこんなことができる

 

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「Roger Voice」には、アプリ機能の説明としてこんなことが書かれています(iTunesで公開されている英語説明を要約的に翻訳します)。

■RogerVoiceは、電話での会話を行うことが聴覚障害者や難聴のための手段を提供します。
■通話中の会話が音声変換されて、テキストが字幕やキャプションのようにアプリ画面上に出てきます
■自動音声合成の仕組みによりリアルタイムで話し言葉をテキスト化して相手に送ることができます
■音声のテキスト化はワールドワイドに複数の言語で提供されます
■カスタム定義済みのクイックメッセージを電話中にテキストで挿入することができます
■サービスはブロードバンド事業者の提供するインターネット回線、3G、4Gのモバイル回線、Wi-Fiモデムを通じて提供されます
■VoIPのアウトバウンドコールは実現していますが、着信についてはまだ実現していません

とのことです!
すでにクラウドファンディングで予告していたやりたいことは実現していると言ってよいでしょう!

「Roger Voice」にはこんな可能性がある

アプリ作者のオリバーさんは「Roger Voice」について、こう語っています。
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「RogerVoiceは聴覚障害者や難聴者、それから失語症や発声機能の麻痺、つらい吃音などの障害がある人にぴったりのアプリです。それだけでなく、電話をしている時に音声をテキスト変換して使いたいというすべての人に使って欲しいです。」

障害を持つ方にとって、「Roger Voice」がコミュニケーションツールとしてとてもありがたいアプリだということは間違いありません。しかしそれだけでなく、オリバーさんが言うように電話での音声をテキスト変換して使いたいすべての人にとってこのアプリは威力を発揮するでしょう。

例えば、ビジネスのコミュニケーションで電話だけでは不安なので、「あとでメモ送りますね」と言ってから電話を切る場合が良くあります。そんな時も、電話の内容がすべてテキスト化されていれば、電話の内容の詳細を確認したり、言った言わないのトラブルを撲滅したりすることも可能です。

また、電話インタビューなどをした場合にも、メモを取りながら電話しなくても電話を切ったあとでアプリ内のテキストを見れば、すべてそこに必要な情報が書かれています。録音してからテープ起こしをするという手間もなくなりますので、正確さだけでなく作業時間も大幅に短縮できます。

【まとめ】
クラウドファンディングで、世界中に人にリリースを期待された「Roger Voice」がついに期待通りに世の中に出たのは、本当にうれしいことです。
下記は、アプリ作者のオリバーさんが「Roger Voice」を語ってくれた動画ですが、オリバーさん自身が難聴で苦しんできた経験を持ち、音声変換を使ってテキストで会話を確認できる電話があったらいいな、と思っていたということです。

youtubehttps://www.youtube.com/watch?v=rcU7VEs1hiE

障害を持つ方はもちろん、電話での音声変換やテキスト化に興味のある全てのビジネスマンの方に、この素晴らしい電話アプリをぜひ使ってみて欲しいと思います。