ローソンが行うO2O事例から、成功のコツを探る

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Twitterや、Facebookなど22種類ものSNSを駆使したO2O施策で、
売上を拡大し続けている企業。それがローソンです。

2012年4月に行った事例では、ローソンの人気商品「からあげクン」の
Facebookクーポンを30万人分、配布。
お客さまがクーポンを入手すれば、Facebook上の友人にも拡散される仕組みになっており、30万件のクーポンのうち、20%以上が店頭で引き換えられました。

7割以上のお客さまは、からあげクンと一緒に飲み物など、他の商品も購入し、
店舗の売上アップにも貢献。

このようなO2O施策を次々に打ち出す、ローソンの成功のコツはどこにあるの
でしょうか?実際の事例を見ながら検証しましょう。

全部署で取り組む本気の姿勢を作る

ローソンのSNS戦略を語る上で、ローソン広告販促企画部(兼)CRM推進部の白井明子氏の存在は外せません。

白井氏は、「12部署で各責任者を立て、全部署で本気で取り組まなければいけないという雰囲気を出している。各社員もFacebookや、Twitterの使用が推奨されている」と、取り組みへの本気度を熱く語っています。

22ものSNSを漠然と使うだけでなく、経営層の理解と、各部署が本気で取り組む協力体制を作ることが必要なのでしょう。

SNSとサブカルチャーの親和性

ローソンが行ったO2O施策の事例として、「あきこちゃん」という架空のキャラクターの存在は欠かせません。

各ソーシャルメディア上でコミュニケーションを行うあきこちゃん。

通常は会社のロゴを使ってしまいがちですが、SNSのユーザーは千差万別で、
企業ロゴだとあまり目に留まりません。
そこで、白井氏は目に留まりやすいだけでなく、他の企業キャラクターともコラボしやすい、何か人のようなキャラクターマスコットを作るべきだと提案。

白井氏は、アニメ「エヴァンゲリオン」や、「けいおん!」などの
人気アニメのキャンペーンを担当した経験があり、
アニメとSNSの親和性の高さを評価しています。

あきこちゃんの存在は、イラスト投稿型SNS「pixiv」で正面を募集。
音声投稿型SNS「こえ部」では声優を募集し、
「みんなで作っている」という雰囲気を作り出していきました。

SNSを利用したO2O施策は、「ユーザー目線になる」ことが重要

ソーシャルメディアを使った施策は、
全て理解し、ユーザー目線になることが非常に大切と白井氏は語ります。

ソーシャルメディアは流れが早く、ユーザーとして使ってみなければ
分からないことも多いです。
そのため、日常的にFacebookで、気軽にコミュケーションをとったりする。

そう言った積み重ねが実際の案件に発展することもあります。

つねにウェブ業界の方々とコミュニケーションをとって、最先端の情報をインプットし、社内に報告していくことが重要と言えるでしょう。