モバイルアクセス比率を比較調査!スマホECの現状

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世界中のあらゆるウェブサイトで、スマホECへの注力が進んでいます。
ウェブマーケティング担当、事業部は、スマホECの導入・運用に当たって、解析・効果測定(アナリティクス)による深い知見・洞察が必須となりつつあり、より精度の高い解析・測定ツールを求めているのではないでしょうか?
とは言え、知見・洞察を支える要素として、より多くアクセスを集めている大手メーカー、競合の実例は、とても重要な要素と捉えられていると思います。

本記事では、マス系(家電、自動車、食品等)、ネット系(ネット証券、旅行、ネット通販、コスメ通販メーカー等)と分類し、大手メーカーサイトの数値を参考に、スマホECに対する知見・洞察を掘り下げてみたいと思います。

ネットアクセスの6割がスマホ

ジャンル、商材により大きく前後するサイトもありますが、現状、ネットアクセスの6割はスマホが占めていると言われます。

もっとスマホからのアクセスが多い印象でしょうか?

個人的な印象として、マス系(家電、自動車、食品等)は5:5に近く、ネット系(ネット証券、旅行、ネット通販、コスメ通販メーカー等)は逆にもっとスマホ率が高いのでは?と予測していましたが、サービス内容によりPCの方が利便性が高いもの等もあり、結果的にどちらも近しい比率に収まるようです。
この、業態に左右しない、近しい数字が出た背景は、もはやスマホがとっくに一般大衆化して、ネットやデジタルデバイスに詳しい人が主役ではなくなっているということではないかと思います。

主要食品メーカーは8割がスマホ

食品メーカーは、スマホ比率が最も高い傾向の業界の一つです。日本ハム65%、明治76%、味の素83%等、PCアクセス率を大きく上回っています。

特に顕著な「味の素」のWebサイトで、コンテンツごとのアクセス数を見てみると、レシピコンテンツ(=AJINOMOTO PARK:レシピ大百科)が充実しており、アクセスも全体の62.8%と、最も高い結果になっています。
レシピコンテンツはキッチンやスーパー等で見る機会も多いと想定され、スマホ比率が高くなっているのだと考察することができます。
また、個人的な推察ではありますが、ターゲットに主婦が多いと考えられ、主婦のWebアクセスはスマホ化が進んでいるのではないかと感じています。

家電メーカーは、ソニーとパナソニックの2社が抜きんでてアクセスを集めています。
特にパナソニックは、「Club Panasonic」という会員サービスが充実し、この部分のアクセス数が多い(38%)のが顕著です。
モバイル比率は5割程度ですが、家電品は(デジタル系も含めて)、性能・価格等のスペック比較後に購入する傾向が強いため、詳細の比較が簡易なPC利用割合が高く残っているのではないかと推察できます。

自動車メーカーはスマホアクセスが6割を超えているところがほとんどです。
各社ともニュース媒体からの流入が多く、ブログ含めたソーシャルメディア系のネタになりやすいこと等が、高いスマホ比率で推移する要因ではないでしょうか?
コンテンツとコンテンツの間に表示される体裁の広告である「インフィード広告」の活用も積極的ですので、広告流入もスマホ率が高いのでなないでしょうか。