国外マーケティング情報のご紹介:オムニチャネル小売業の実態(2/2)

omni-channel concept, multichannel retailing technology.

本シリーズは、最新情報から業界秘話まで、海外書籍をピップアップして国外マーケティング情報をお届けします。

今回は、Bob Morrell氏、Jeremy Blake氏著書の
「オムニチャネル小売業の実態」から、国内の視点とは少し違った見解のご紹介です。

本セクションでは、
「小売の最終形態」と言われている
オムニチャネルの「次」について書かれた
本書の最終章を、一部日本語訳して掲載します。

オムニチャネルの「次」?

多くのリテールブランドが、(インターネットによる)24時間営業を実践しています。
また、すでにほとんどの消費者は、彼らが今まで着たこともないような服や他製品を(インターネットによって)注文もしくは使用しています。

インターネットは、私たちのニーズに非常に正確に合っていると思われる、大変素晴らしいマーケティングツールです。

インターネットは、私たちが購入するべきか否か決定するために役立つ広告を提供することが可能です。
また、インターネットは、私たちが望みを実現していない可能性がある、他の項目に関することに、正確なアドバイスを提供することも可能です。

さて、では、「次」は何でしょう?

コンピューターが全てを知っている

例えば、コンピューターは、
私たちが実際には求めていない製品サンプルなどを勝手に送信します。
なぜなら、単純に、コンピューターは、我々が本当はそれを望んでいることを知っているからです。
怖いですか?

ただし、これは、マーケティングの観点から見て、非常に自然的な流れです。

マーケティングや広告の計画の初期段階の、「製品サンプルを販売する」および「消費者からの忠誠心を開発する」ための、最も成功した方法の一つとなりました。

だから今日、リテールブランドはあなたからの注文が無くても、
送料無料であなたに何かしらを発送してきませんか。
リテールブランドは「製品のサンプリング」や「忠誠心を開発する」ために発送していますが、あなたはそれらを返送しますか?それとも・・・

これは、気味は悪いですが、そうあまり珍しくありません。

私たちのプロフィールや、クレジット利用履歴、購買習慣やインターネット検索履歴は、評価・分析するためにすべてが残されてあります。

私たちが度々注文している商品が必要な時、上記の情報が保管されているからこそ、
目的の商品をアイコンで点滅させていなくても、私たちは、1クリックで、それを支払い、注文を完了することができます。

私は、関係会社が(私が欲しいものを先取りするために、)私について十分に知っていることを喜んで、満面の笑顔でそれを受け入れることができます。

これは新しい時代の流れでしょうか?

小売の未来は、テレパシーに

いわゆる「チャネル」は無関係になります。

私たちが議論してきたように、現在は、各チャネルを定義する「枠組み」は残っています。

ですが、小売の未来は、私たちの一生の間に、シームレスになり、
購入は、サイレント、テレパシー近くなる日が訪れるでしょう。

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