あえてデジタルシフトしないオフライン施策。FAX広告に勝機はあるか?

FAX広告

◆ポスティングチラシとの比較

郵便受けに入れられるポスティングチラシは、FAX DMと同様にユーザーの手元に直接届けることが出来る広告の一つです。

目にしてもらえる可能性も高い媒体であることは間違いありません。

しかし、チラシやダイレクトメールは、他の不要な広告媒体と、まとめて捨てられてしまうケースが多い広告です。

AXも同じようなデメリットを持っていますが、同日・同時間にFAXを使った広告配信を行う企業も少ない分、ポスティングチラシよりも目にされる可能性が高いと言えるでしょう。

また、コストを押さえ、情報を伝えられる広告作りができれば、収益を高める可能性も低くはありません。

一般的にFAX DMのレスポンスは0.1%〜0.3%程度といわれており、1000件から1件〜3件の反響が目安となります。

特に企業へ向けたFAXはその場で比較してもらえる、単価やサービスも一目でわかる内容を心がけることで担当者様の注意を惹く可能性を高めやすい媒体でもあります。

オンライン施策では取り込むことが出来なかった高齢者をターゲットにする企業にとっては、紙媒体やFAXなどのオフライン施策を選択した方レスポンス率アップに繋がるかもしれません。

そのため、計測した数値やアンケートなどの情報を確認することができるのであれば、情報を必要とするユーザーが多く住む地域にむけてFAX DMなどのオフライン施策を集中的に送信するというなど、できる工夫があります。

◆FAX広告で成果を高めるために

スマホが普及し、インターネットで情報収集するお客様が多いことは疑いようもありませんが、全てがオンライン施策ではライバルが多く目立つだけでも一苦労です。

商品・サービスを活用する年齢層のターゲットを見極め、どのような手法で情報を届けることが気にしてもらいやすいのかイメージしましょう。

オフライン広告のほうが、適している可能性を感じたら効果を測定し、その仮説を確信に変えてください。

広告を最大限の力を発揮させるには正しく効果測定し、より効果の高い施策にリソースを振り分け最適化を行い続けることです。

広告の予算配分を最適化するにはあらゆる施策を一気通貫で正しく評価できるものが必要です。

そこで、効果を比較しやすいコールトラッキングサービスをお勧めします。

オンライン・オフライン問わず全ての媒体に電話番号は掲載できますし、横断的に共通の指標として施策の評価が可能です。

チラシごと、CMごと、販促資料ごとに番号を用意でき、それをさらに日時や時間帯で分けて計測することが可能なコールトラッキングツール。

限られた予算から、成果の最大化を目指すならまずはどの施策に集中すべきか効果測定から開始してみましょう。

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