成果報酬型の広告として知られるアフィリエイトサービス。
凄腕のアフィリエイターにもなるとサラリーマンでもうらやむような月収を稼いでいるというような話も耳にします。
一般的に、アフィリエイトは広告主が販売したいサービスや商品を売るためのランディングページ(以下LP)に誘導し、広告主の設定したコンバージョンポイントを達成した際の成果がアフィリエイターに支払われる仕組みを指します。
決済や来店や、資料請求、問い合わせなどがコンバージョンポイントに設定されていることが多く、一件当たりいくらというあらかじめ決められた成果報酬金額がアフィリエイターに支払われます。
正しく成果が支払われる仕組みが整っていなければ、広告の精度向上や、効果改善のモチベーションをアフィリエイターに与えることはできません。
頑張れば頑張るほど、インセンティブが入る営業活動と同じ図式と考えればわかりやすいのですが、営業マンは同じエネルギーをかけるならばより売りやすく、成果報酬金額が高い商材を売ろうと考えます。
アフィリエイト事業者(以下ASP)は、広告主の満足を得なければ継続出稿が絶たれてしまうのでアフィリエイターに積極的に情報発信して欲しいと考えています。
一方、アフィリエイターはどのASPと深いパートナーシップを結ぶべきか吟味します。
選ぶポイントは、料率や入金サイクル、案件の豊富さなどがあります。
案件によっては、電話問い合わせもコンバージョンにカウントされるのですが、コールアフィリエイトに未対応のASPの場合はそれが約束されません。
電話問い合わせという形でコンバージョンがもたらされても、自然流入として片づけられアフィリエイターの成果には見なされないのです。
アフィリエイターはこの手の搾取に敏感で、不信につながると簡単に他のASPに乗り換えられてしまいます。
コールアフィリエイトという言葉を聞いたことはあるでしょうか。
クリックで購入までたどり着く商品と異なり、電話で注文したり詳しく質問したりといった電話アクションをコンバージョンポイントとして設定した商品もASPでは扱っています。
電話と相性のいい商材のひとつに「緊急トラブル系」があります。
このように一刻を争うような緊急事態には普段と違い、業者を隅々まで見比べたり、相見積もりをとって稟議を回したりといった余裕はありません。
メール問い合わせをして折り返しを待つよりも、今すぐ対応できる業者を捕まえることのほうが重要です。
そのような状況下ではとっさに電話発信を選ぶ方が多いでしょう。
電話発信もしっかりとアフィリエイターの成果にするためにはコールトラッキングの仕組みが備わっていることが不可欠です。
GoogleのSEO評価基準もアフィリエイト広告に冷ややかになってきた分、よりアフィリエイターに寄り添える環境を整えることが重要です。
アフィリエイター人材を囲い込み、広告主に満足のいく結果をもたらすためにもコールアフィリエイトを用意することはASPにとって必然の取り組みです。
とくに、高額商材といわれる金額帯の高いサービスほど電話で詳細を聞きたいというお客様も多いので潤沢な広告予算を持つ広告主を狙うならば下地として実装しておくことをお勧めしたします。