050・0800・0078・0120番号の違いをコールトラッキング初心者向けに徹底解説

マーケティングでは、Web広告やチラシ、看板など様々な施策で集客を行い、その成果を可視化することが重要です。特に電話問い合わせは顧客の関心が高い重要な成果指標であり、どの広告から電話が来ているのか計測する方法はいくつかあります。

 ・Google広告の電話コンバージョン計測
 ・Googleアナリティクスでのタップ計測
 ・コールトラッキング

ただし、Google広告やGAの機能では「通話時間」や「本当に有効な問い合わせか(誤タップ)」までは分かりません。ここで力を発揮するのがコールトラッキングです。

コールトラッキングツールの中でも日本で多く使われているコールトラッカーは、オンライン・オフライン問わず電話問い合わせを効果測定できるサービスとして15年以上の実績があります。(コールトラッカー公式HP

本記事では、コールトラッキング初心者の方向けに、050、0800、0078、0120 の意味・使い分け・運用方式・通話料まで初心者向けにわかりやすく解説します。

1. コールトラッキングとは?

コールトラッキングとは、電話問い合わせを「どの広告・ページから来たか」まで紐付けて計測する仕組みのことです。Webの訪問者ごとに番号を切り替えたり、広告ごとに番号を振り分けたりすることで、電話も他のコンバージョン同様に、どの施策が成果を生んでいるかを可視化できます。

単に電話の問い合わせ数を知るだけではなく、広告改善予算配分の最適化にまで活用できるため、多くの企業が活用しています。

2. 番号の種類と通話料のしくみ

コールトラッキングでは、目的や業態に応じて複数の電話番号(050・0800・0078・0120)を利用できます。それぞれ特徴と通話料の負担が異なるため、まずはこの点を整理します。

① 050番号(IP電話)

050番号は「発信者課金サービス」で、ユーザーが通話料を負担する仕組みの番号です。総務省から付与された番号で、コールトラッキングでも最も利用されます。

【通話料の負担】

  • 発信者(ユーザー):通話料金を負担
  • 着信側(企業):通話料は負担しない(ただし着信転送・サービス利用料は別途発生)

    → 例えばスマホからかけた場合、一般電話と同じようにユーザーに通話料がかかります。

【特徴】

  • 導入コストが安く、番号数を増やしやすい
  • 中間~動的発番との相性が良い

② 0800番号(フリーダイヤル)

0800で始まる番号はフリーダイヤル(着信者課金サービス)で、発信者に通話料がかからず、企業側が通話料を全額負担します。

【通話料の負担】

  • 発信者(ユーザー):無料
  • 着信側(企業):通話料を負担

【特徴】

  • 発信者の心理的なハードルが低い
  • 電話CV(コンバージョン)を増やしたい施策に強い
  • 0120と比べると社会的な認知度はやや低め

③ 0120番号(王道のフリーダイヤル)

0120番号もフリーダイヤルで、発信者無料・企業負担です。着信者課金サービスとして長く使われており、認知度・安心感が高い番号としてよく利用されます。(ソフトバンク

【通話料の負担】

  • 発信者:無料
  • 企業側:通話料を負担

【特徴】

  • 認知度が高く、電話問い合わせを増やす効果が期待できる
  • 特にBtoC商材や高齢層向けでは信頼感が評価される

④ 0078番号(着信者課金サービス)

0078番号も発信者無料・企業負担の番号であり、「着信者課金サービス」として使用されています。さらに最長24桁まで番号を細かく設定できるメリットがあります。(コムスクエア

【通話料の負担】

  • 発信者:無料
  • 企業側:通話料を負担

【特徴】

  • 番号の発番数が多いため、細かいトラッキングに向く
  • 一般ユーザーへの認知度は0120より低いが、広告測定には強い

3. 発番方式とは?(静的/動的/中間)

コールトラッキングでは、単に番号を使うだけでなく、どのように番号を「切り替えるか」(発番するか)が重要です。これは広告分析精度や運用形態に大きく影響します。

静的発番

【概要】

  • 広告・媒体ごとに固定の番号を割り当てる方式

    例:Google広告用番号、チラシ用番号など

【メリット】

  • 仕組みがシンプル
  • オフライン広告との相性が良い

【デメリット】

  • 番号数が必要になり、管理が増える
  • ページ・キーワード単位の分析はできない

初心者や媒体が少ないケースにおすすめです。


動的発番

【概要】

  • Webサイト訪問ユーザーごとに番号を自動で切り替える方式
  • 広告・流入元・キーワード単位まで測れる

【メリット】

  • 細かなトラッキングが可能
  • Web広告の最適化に強い

【デメリット】

  • 設定がやや複雑
  • フリーダイヤルとの組み合わせが制限されるケースあり

Web広告中心の分析重視運用に特に有効です。


中間発番

【概要】

  • Webサイトへの流入経路(=チャネル)毎にトラッキング番号を分ける方式
  • Webサイトに対する流入経路毎の電話CVの計測が可能

【メリット】

  • ブランドイメージを重視しつつ計測も可能
  • フリーダイヤルとの相性も比較的良い

【デメリット】

  • 動的ほどの詳細分析はできない

ブランド・安心感を維持したいケースに適しています。

4. 番号と発番方式の最適な組み合わせ

電話効果測定の目的によって、番号の選び方や発番方式は変わります。ここでは代表的な目的別に選び方の基準を整理します。

① 分析精度を重視したい(キーワード・広告単位まで可視化)

  • 発番方式:動的発番
  • 番号:0078(細かい番号量が必要な場合)

理由:多数の番号を低コストで管理しやすく、細かい流入元分析が可能


② 電話問い合わせを増やしたい(心理的ハードルを下げたい)

  • 発番方式:静的 or 中間発番
  • 番号:0120 / 0800 / 050

理由:発信者無料で通話が促進され、特に高齢層・一般消費者に向く


③ ブランドイメージ・安心感を重視

  • 発番方式:静的 or 中間発番
  • 番号:0120

理由:フリーダイヤルとして長く使われてきた番号で、信頼度が高い

5. 番号別のコスト感

コールトラッカー自体の基本月額料金は、050・0800・0078・0120の番号プランごとに設定されています。番号別プラン料金は以下の通りです。


※通話料は別途発生します。通話料は番号種別や通信会社によって変わりますが、フリーダイヤル系(0800・0120・0078)は発信者に通話料は発生せず、企業が負担する形になります。
(※料金の詳細については公式HPへ

6. よくある失敗と選び方のコツ

よくある失敗例

  • 「0120を選んで分析が雑に」
    → 0120で静的発番で運用していたが分析精度が有用なデータが得られない

  • 「050で電話件数だけ重視したら問い合わせが減った」
    → ユーザー通話料が心理的障壁に

◆選び方の基本

目的番号発番方式
CV数を最大化したい0120 / 0800静的 or 中間
Web広告分析を深めたい050 / 0078動的
ブランド安心感重視0120静的

7. まとめ

電話問い合わせはマーケティング施策の重要な成果指標です。コールトラッキングツールにおいて、番号選びや発番方式の違いを理解し、自社の目的に合ったプランを選ぶことが成功の鍵となります。

この記事を参考に、通話量・分析精度・ユーザー心理・コストのバランスを考え、自社に最適な番号と運用方式を検討してください。

※コールトラッカー番号運用についての資料はこちらからご覧ください

※他にも、コールトラッカーについての詳細はこちらのDL資料一覧から

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