【2026年最新】クラウドPBXおすすめ比較9選|選び方と導入メリットを徹底解説!

■ そもそもPBXとは?

PBXとは、企業内の電話回線を制御・管理する装置のことです。

主な機能は、

  • 発着信の制御
  • 他の電話機への転送
  • 内線同士の通話

であり、内線と外線の橋渡しをする役割を担っています。

従来は、オフィス内に専用のPBX機器を設置し、物理的な回線や電話機と接続して利用していました。

ITトレンドより


■ 従来型PBXの課題

従来のPBXには、以下のような課題がありました。

  • 高額な初期費用(機器購入・工事費)
  • 拠点ごとの設備設置が必要
  • 人員増減に応じた増設工事が必要
  • オフィス外では利用できない

つまり、従来のPBXは場所に縛られた電話設備でした。


■ クラウドPBXとは?

クラウドPBXは、このPBX機能をインターネット上(クラウド)で提供するサービスです。
物理的な交換機を設置する必要がなく、
パソコンやスマートフォン、IP電話機などを通じて会社番号で発着信できます。

主な特徴

  • 工事不要で導入可能
  • テレワーク・外出先からも利用可能
  • アカウント追加だけで拡張可能
  • 通話データの可視化が可能

■ 従来型PBXとの違い

従来型PBXクラウドPBX
機器設置が必要インターネット環境のみで利用可能
初期費用が高額初期費用を抑えられる
拠点ごとに設備が必要全国・海外拠点でも利用可能
増設に工事が必要管理画面で即時追加可能

① 初期コストを抑えられる

従来のPBXは数十万円〜数百万円の設備投資が必要でした。
クラウドPBXは初期費用を抑え、月額課金で利用できます。

② テレワーク・多拠点対応が容易

インターネット環境があれば場所を問わず利用可能。
在宅勤務や外出先からでも会社番号で発着信できます。

③ 拡張性が高い

人員増減に応じてアカウントを追加・削除可能。
急成長企業にも柔軟に対応できます。

④ データ活用が可能

通話履歴・録音・応答率などのデータを取得でき、
営業改善や顧客対応品質向上に活かせます。

⑤ BCP(事業継続)対策になる

災害時でもオフィス設備に依存しないため、事業継続性が高まります。

ITトレンドより

クラウドPBXを導入する際に、どの観点で比較すべきかは企業の規模や電話の活用目的によって異なります。しかし、業界や用途を問わず共通して重要となるのが、以下の5つの軸です。

① 機能の幅・多様性

クラウドPBXには、基本的な「発着信機能」だけでなく、通話録音・IVR(自動音声応答)・内線通話・通話分析・CRM連携・API公開など、さまざまな付加機能があります。

また、コールセンター向けに特化した高度な着信制御機能を持つ製品や、営業支援に強い通話解析機能を備えた製品など、各社で強みは大きく異なります。

<なぜ重要か>

  • 企業によって「電話の使い方」が異なるため
    →例:代表電話中心の企業と、営業架電中心の企業では必要機能が全く違う
  • 機能の有無によって、改善できる業務範囲が大きく変わる
  • 将来的な組織拡大や活用高度化に耐えられるかどうかが決まる

結果として、機能の幅は業務効率化の範囲と、電話業務の成果の上限を左右する重要軸です。


② 拡張性・連携性

クラウドPBXは単体で完結するものではありません。
CRM・SFA・広告管理ツール・Web会議ツールなど、他システムとの連携性が大きな差を生みます。

例えば、

  • SalesforceやHubSpotなどのCRM連携
  • API公開による独自システム接続

など、どこまで外部サービスと接続できるかは製品ごとに大きく異なります。

<なぜ重要か>

  • 電話データを顧客情報と統合することでLTV分析が可能になる
  • APIが充実していれば将来的なシステム統合が可能
  • 組織の成長やデータ活用レベルに合わせて進化できる

つまり、長期利用を前提とするなら拡張性は最重要項目の一つです。


③ 価格競争力・コスト構造

クラウドPBXは月額制が一般的で、継続的にコストが発生します。そのため、価格体系の透明性とコストパフォーマンスは重要な比較軸です。

製品によって、

  • 初期費用の有無
  • 月額基本料金
  • 通話料金の単価
  • アカウント単位課金か回線単位課金か
  • 最低利用期間

などが異なります。

<なぜ重要か>

  • 席数増減に柔軟に対応できるかで成長速度が変わる
  • 通話量が多い企業では従量課金の差が大きなコスト差になる
  • 安価でも機能不足やサポート不足では逆にコスト増になる

価格は「安いかどうか」ではなく、自社の利用形態に合ったコスト構造かどうかが重要です。


④ 信頼性・安定性

クラウドPBX市場は大きいからこそ、信頼性や安定性は重要となります。

比較すべきポイント

  • データセンターの冗長化構成
  • 提供企業の実績・規模
  • 導入企業数
  • セキュリティ対策

などです。

<なぜ重要か>

  • 電話が止まる=機会損失
  • コールセンターや営業組織では影響が甚大
  • 長期利用するインフラであるため企業基盤の安定性が重要

特に中堅〜大企業では、信頼性は最優先項目になります。


⑤ サポート体制

クラウドPBXは導入して終わりではなく、運用フェーズでどれだけ活用できるかが成果を左右します。

製品によって、

  • 導入支援の範囲
  • 電話・メールサポートの可否
  • 導入後フォロー
  • 導入に関するマニュアルの有無

などに差があります。

<なぜ重要か>

  • 初期設定でつまずく企業が多い
  • 障害や緊急事態が発生した場合のリカバリーは、サポート対応で左右される
  • 導入前も後もサポートしてくれるかで満足度が大きく変わる

サポート体制によって、導入後も安心して使えるかが決まります。

ボイスクロス【株式会社コムスクエア】

特徴】

  • 最高品質の音声品質に強み
  • 中堅企業向けのバランス型機能
  • 柔軟な番号運用
  • AIによる通話内容テキスト化・要約・分析・判定まで自動化可能
  • 業界初の返金保証制度

【向いている企業

  • インサイドセールスを強化したい企業
  • 音声品質・安定性を重視する企業
  • これから電話業務をDX化していきたい中堅企業

👉 資料請求・お問い合わせはボイスクロス公式サイトから

03Plus【株式会社グラントン】

【特徴】

  • スマホを内線化できるシンプル設計
  • 低価格帯
  • 小規模事業者向け
  • 導入ハードルが低い

【向いている企業】

  • 個人事業主・スタートアップ
  • 固定電話を持ちたい小規模法人
  • コストを最優先したい企業
  • 電話利用頻度が低い企業

トビラフォン Cloud【トビラシステムズ株式会社】

【特徴】

  • 迷惑電話対策に強み
  • セキュリティ重視設計
  • 着信ブロック機能が豊富
  • 店舗型ビジネスとの相性が良い

【向いている企業】

  • 迷惑電話に困っている企業
  • 店舗・医療・士業など受電中心の業態
  • セキュリティ重視の中小企業

MiiTel Phone【株式会社RevComm】

【特徴】

  • AIによる通話解析・感情分析など高度な機能
  • 営業支援に特化
  • インサイドセールス向け設計

【向いている企業】

  • 営業組織を強化したい企業
  • 架電数が多いインサイドセールス部門
  • 通話データを分析して改善したい企業

Zoom Phone【Zoom】

【特徴】

  • Web会議(Zoom)との統合
  • 海外対応
  • グローバル企業向け
  • UC(統合コミュニケーション)基盤

【向いている企業】

  • 既にZoomを導入している企業
  • 海外拠点がある企業
  • 社内コミュニケーションを統合したい企業
  • 中堅〜大企業

GoodLine【株式会社GoodRelations】

【特徴】

  • バランス型クラウドPBX
  • 通話録音・IVR・分析機能あり
  • 中堅企業向け価格帯
  • 拡張性あり

【向いている企業】

  • 代表電話+営業利用の両立をしたい企業
  • ある程度の機能を求める中堅企業
  • コストと機能のバランスを重視する企業

BIZTEL 【株式会社リンク】

【特徴】

  • コールセンター特化型
  • 高度な着信制御
  • 大規模席数対応
  • 導入実績多数
  • 安定性が高い

【向いている企業】

  • コールセンター運営企業
  • 大規模サポートセンター
  • 金融・通信など信頼性重視企業
  • 100席以上の運用

ひかりクラウドPBX【NTT東日本/西日本】

【特徴】

  • 大手通信系基盤
  • 安定性・信頼性重視
  • 企業インフラ型
  • シンプルな機能設計

【向いている企業】

  • 安定性最優先の企業
  • 大企業・上場企業
  • 通話量は多くないが止められない業種
  • 既存通信回線を活用したい企業

TramOneCloud【トラムシステム株式会社】

【特徴】

  • 低価格帯
  • 必要最低限のPBX機能
  • シンプル設計
  • 小規模向け

【向いている企業】

  • 小規模法人
  • コストを抑えたい企業
  • 高度な分析や連携を求めない企業
  • 電話利用頻度が低い企業

5. まとめ

クラウドPBXは、単に電話設備をクラウド化するだけのツールではありません。
働き方の多様性や営業活動のデジタル化が進む中での、企業のコミュニケーションや業務効率を支える重要なインフラとなっています。

一方で、クラウドPBXにはサービスごとに様々な強みや特徴があります。
そのため、価格や知名度のみで判断するのではなく、

  • 機能幅・多様性
  • 連携性・拡張性
  • 価格競争力
  • 信頼性
  • サポート体制

といった複数の観点で比較し、自社の目的や利用シーンに合わせてサービスを選ぶことが重要です。

適切なクラウドPBXを導入することで、業務効率の向上だけでなく、営業活動や顧客対応の質を高めることにもつながります。

本記事がクラウドPBXを選定する際の参考になれば幸いです。

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