電話問合せって月間何件ぐらいある?ちなみに、どの広告経由でどのWebサイトからコンバージョンしてるか追えてる?
うーん…。月間で20-30件ぐらいかなぁ…。電話問い合わせは、Webからの問い合わせ数より少ないし、そこまで追う必要ないんじゃない…?
もったいない!電話問い合わせを正確に計測しないと、リスティング広告の運用の広告費用対効果も不十分になっちゃうよ!
デジタル化が進む中、電話は企業にとって顧客との重要な接点として再評価されています。
例えば、不動産、中古車販売、弁護士・税理士などの士業。
「高単価」「購入までの検討時間が長い」「詳細な相談が必要」といった特徴がある場合、Web上だけでの問い合わせだけでは不安に思い、電話で問い合わせされる方が多くいらっしゃいます。
他にも、飲食店など「緊急性の高い予約」を行いたい場合にも電話問い合わせが多くなります。
このような、電話需要の高い業界・職業に関係する仕事のリスティング広告の運用をされている方の中には、電話の問い合わせ数増加を運用目標にして広告運用をされている方も多くいらっしゃると思います。
しかし、リスティング広告運用をしていて、
✅Web上の電話コンバージョンが正確に計測出来ていない
✅電話問い合わせ数とWeb成果に乖離がある
という悩みを抱えていませんか?
そこで今回は、リスティング広告経由の電話コンバージョンの課題点や、正確に計測する方法についてご紹介します。リスティング広告経由の正確な電話コンバージョンの計測方法を知りたい方、
電話問い合わせ数とWeb成果に乖離がありお悩みの方はこちらの記事をご覧ください!
電話コンバージョンを計測したことがないという方にも分かりやすく解説していきます。
目次
どうして電話問い合わせ数とWeb成果に乖離が生まれるの?
実は、顧客の流入経路が関係しているんだよ!
顧客はどのような経路をたどり、電話を掛けてきているのでしょうか。
なんと、電話問い合わせをされる9割の方が、Webサイトを見て、スマホで電話を掛けています。
このような場合、パソコンとスマホで完全にデバイスが別れてしまうため、オンラインのフォーム問い合わせとは違い、流入経路やWebサイトに到達した検索キーワードなどをトラッキングすることが難しくなってしまいます。
現在、リスティング広告の運用は、自動入札が主流ですが、電話コンバージョンのデータ活用が正確にできないとオンラインコンバージョンのデータのみで機械学習が進み、電話(オフライン)コンバージョンのデータが反映されない片手落ちの状態になってしまいます。
電話(オフライン)コンバージョンが計測できず、自動入札で正確なコンバージョンデータが反映されないと…
広告費用対効果の測定が不十分なために、誤った広告予算の削減をしてしまい、相当な機会損失になってしまう可能性があります。
ここからは、電話コンバージョンを正確に計測しないと起こってしまう問題について説明するよ。
広告費用対効果の測定が不十分
↓
適切な予算配分がされない
↓
広告費の削減による機会損失
という問題が発生します。
せっかく良い広告を出しても、効果が測定出来ないことで予算が削減されてしまうのはとてももったいないことです。
✅検索キーワードと電話CVがあったユーザーが紐づかない
✅広告プラットフォームで電話CVを含んだ自動入札を行うことができない
✅電話CVのインポート・アップロードの作業に手間がかかる
このようなお悩みを抱えている方は、Google広告やYahoo!プロモーション広告などの管理画面とコールトラッキングツールが紐づいていないことが原因です。
例えば、PCで検索して、画面に表示された電話番号をスマートフォンからかけると…
完全にデバイスが別れるため, 広告管理画面側では電話コンバージョンの情報がなくなってしまいます。
課題から整理すると、リスティング広告経由の電話コンバージョンで知りたいことは、
・どの広告からの電話問い合わせが多く、広告効果が出ているのか(流入経路の取得)
・実架電数と管理画面数値に乖離がない、正確な電話コンバージョン数の把握が出来ているか(問い合わせ数とweb状の数値の一致)
この2点を計測できる方法を取る必要があります。
なるほど!電話コンバージョンを測定することって大切なんだね。でも、どうやったら測定できるの?
電話コンバージョンを測定する方法ってどんなものがあるの?
大きくわけると3つ手法があるんだけど、正確性という観点ではコールトラッキングツールがオススメ!
コールトラッキングツールを使うべき理由を、他の方法と比較しながらご紹介します。
Google広告に備わっている標準機能で電話コンバージョンを計測する方法です。
通話に繋がった検索キーワードや広告の把握や、電話コンバージョンの件数も把握することができます。
しかし、この方法はあくまでもGoogle広告経由で発生した架電を計測するための機能のため、Yahoo!広告など他からの広告効果を測定することはできないのが大きな欠点です。
また、広告がタップされた回数を数えるというシンプルな仕組みのため、ユーザーが誤ってタップしてしまった場合や、タップしたけど電話しなかった場合でも計測されてしまいます。
click to call は、スマートフォンからホームページの電話番号をタップした数を計測できます。
しかし、Googleアナリティクス同様に、電話番号のタップ数を計測するため、誤タップで通話をキャンセルした場合にも計測はされてしまいます。
また、ホームページを見て、直接電話番号を入力し電話をかけた場合も計測はされないため、実架電数と管理画面数値に乖離が発生してしまいます。
2つとも、100%正確な数値とは言えないね…。
<続きを読む ◆コールトラッキングツールを利用するメリット>