コール(電話)コンバージョンとは?電話の発生でみる広告反響

コンバージョン種類

◆タップ数と電話の問い合わせ件数はイコールではない

スマートフォンでWebサイトを見ていて、電話を掛けたいと思ったことはありませんか?

ちょっとした問い合わせをしたいと考えたときに、画面から番号をタップすると、電話がすぐにかけられる仕組みになっていますよね。

そのタップすると電話がかかる仕組みを利用して、電話の件数がどの程度あったか、その件数を把握する方法があります。

ただし、ここで大きな注意点があります。

このタップ計測は、本当に通話したかどうかまでは、トラッキングすることができないのです。 

というのも、Google アナリティクスなどのWebのアクセス解析ツールで用意されているトラッキング機能は、「クリックした」、「タップした」というWebサイト上の操作しかトラッキングできないのです。 

このクリック回数やタップ回数にはもちろん誤って押してしまったり、興味本位でクリックした回数も含まれますので、実際のコール数とは大きな乖離が出てしまいます。 

実際にコールトラッカーをご検討中のお客様からも、タップ計測と実際の問合せ数の差分を問題視しているという課題が寄せられます。

つまり、このトラッキング方法では正確な電話の件数は測定できません。 

あくまで、タップされた時点でカウントされたみなし数で大よそのあたりを付けるといった方法でしかないのです。

しかし、正確に件数を把握する方法はあります。

コールトラッキングサービスを利用することで、タップや直接入力からの実際の通話迄を正確にトラッキングすることができます。

コールトラッキングサービスを使って実際のコール数や、通話秒数などから「通話の質」を見極め、広告の実効果を検証することができるのです。

◆具体的なコールコンバージョンは?

「電話での問い合わせをコンバージョンとして、トラッキングしていくことはとても大切です。」 

電話はインターネット上に記録が残らないので、何件お問い合わせが来ているかわからないのです。

さらには、サイレントユーザーも逃してしまいます。

営業時間外や通話中に問い合わせをくれた顧客のことも、しっかりクロージングしておかなくては、ビジネスとして片手落ちと言わざるを得ません。 

なぜなら、営業時間外に対応してもらえなかったことで顧客は失望し、他の人からあなたのサービスについて聞かれたときに、ネガティブな口コミを広めかねません。

ひとりの見込み客の向こうには、何十人ものつながりがあると考えて、見込み客を大切に拾っていかなくてはなりません。

評判を高め、良質な口コミを呼び込み、何より高品質なサービスを提供して、その結果が、売上としてつながってくるのです。

ビジネスを展開していく上で、見込み客を逃さないということは基本であり、よい評判をつくっていく手段のひとつとして、コールトラッキングは有効です。

コールトラッキングをするということは、ひいてはコンバージョンを達成するためであり、何より見込み客を逃さず良質なサービスを届けていくことでもあります。

電話による機会損失

◆広告効果の最大化を目指すための効果測定を

コールトラッキングは、Webサイト上や掲載媒体への電話反響を知るものです。効果の薄い広告は改善すべきですが、効果を測定しなければその判断ができません。 

コムスクエアの展開する「コールトラッカー」は多くの企業、多くのサービスの利便性向上に多くの効果をもたらします。

電話反響を24時間ウォッチし、対応できなかった問合せをフォローする仕組みを容易に実現します。

広告と組み合わせることで、より効率よく、どの広告から、どんな内容の電話を受けたのか、といった情報を特定できるのでパフォーマンス最適化への近道として広く活用されています。

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ビジネスシーンにおける電話の役割は実に多種多様。 電話にまつわる”あれこれ”をお届けしていきます。