アフィリエイト、もしくはコールアフィリエイトという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
アフィリエイトとは成果報酬型の広告のことで、商品が売れたり問合せがはいったりするきっかけ(成果)に対して報酬が支払われる仕組みです。
「サービスや商品を広めたいが大きな広告費をかけられるわけではない。」
そんな状況に置かれている販促担当者様にとってもアフィリエイトは成果につながった分だけの支払いで済むため、費用対効果を保ちながら販売実績を伸ばしていける魅力があります。
一方で、成果につながった分のコストは確実に出ていくため大きく上振れるという奇跡も起こりづらくもあります。
いずれにしても、広告の仕組みとして非常に優れたアフィリエイトにおいて何をもって成果地点(コンバージョン)とするかは重要な取り決めです。
申し込みページから、注文が入ったというような実際の売上に貢献したことがわかりやすい場合は成果のカウントも容易ですが、電話問合せの場合はそうもいきません。
実際に購入に至ったかどうかを、カートのように確実に補足することはできません。
そのため、電話問合せからのコンバージョンは会話の秒数や、オペレーターのボタン操作などで判定されます。
近年では会話の内容から、結果を判定するAI技術も活躍しています。
会話属性にフラグを立てる、会話内容から中身を判断するといった作業はAI技術との相性も良いでしょう。
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ところで、アフィリエイト広告を出稿する側の心理としては、正しく売上につながったアクションにのみ成果の払い出しをしたいと考えています。
そのためには前述のカートに入れる「商品購入」といった決済行為のみを成果とする仕組みを採用すればよいようにも思えます。
しかし、世の中には「スタッフに相談してから判断したい」と購入前に考えさせられる商品もあります。
また、注文フォームやチャット機能が備わっていても、とっさに電話での連絡を選択しがちなシーンも存在します。
サービスを購入するユーザーが、会話で質問したいと思った時に電話番号が乗っていなければ他社に目移りしてしまう可能性があるのです。
そのような特徴を持つ商品では、電話での問合せ自体が重要であり見込み客の獲得が重要です。
見込み客を受け取った広告主は、クロージングを行う営業担当に引き継がれますが、その先に受注に至ったかどうかはこの時点では読めません。
見込み客を送客しておきながら、成果が発生ししないのではアフィリエイターも釣り合わないと感じてしまいます。
アフィリエイターの多くは、売りやすい商品を、買ってくれそうなターゲットに目掛けて訴求します。