商品の購入を迷っているユーザーは類似商品のLPを見比べたり、少しでも安く買えるページはないかなど比較検討します。
ネット上に乗っている情報のみをもとに、選定を進めた結果離脱やかご落ちすることも当然のようにあり得ます。
商品購入が成果地点になっている商材では、間接コンバージョンは評価されず当然ながらアフィリエイターには一円ももたらされません。
一方、電話問合せを成果として扱われる商材においては「まだ迷っている見込み客の段階」でも報酬が発生することがあります。
成果の取り決めにおいて「一定の通話秒数」などのルールを満たしているためにおこる成果の承認です。
コンバージョンの条件が「購入」であればいくら訴求の上手なLPやマーケティングを行ったとしても、成果が生まれない商品力の壁もあります。
しかし、電話問合せであれば検討層を連れてくることに対しての払い出しが期待できるためツボを心得たアフィリエイターにとっては「美味しい」案件であるようです。
電話アフィリエイトで売上を伸ばしたいのであれば電話と商材の相性を見極めることが重要です。
どのような商材・サービスが電話との相性を発揮するのでしょうか。
まずは緊急系といわれるカテゴリーです。
「鍵をなくして家に入れない」
「水道トラブル」「下水管トラブル」などが当たります。
急いでいるときに、フォームからの問い合わせをする人はあまりいないでしょうから、緊急系でアフィリエイト広告を検討する場合はコールアフィリエイトの対応も忘れずに成果に含めましょう。
また、不動産などに代表されるような高額商材も相性が良いとされています。
高い商品ほど、仕様について購入前に確認したりといった「相談行為」がワンクッションはいる場合が多いためです。
他にも、「買取系」は電話コンバージョンと相性が良く案件としても人気です。
「売上」や「売上の見込み」ではなく、ものを売りたいお客さんを連れてくることで成果単価が発生するというのは不思議な感じがしますね。
着物などの買取案件では電話相談一件あたり3,000円~5,000円の報酬単価が設定されていることもありアフィリエイターとしても頑張りがいのある見返りが設定されています。
これまでご紹介してきた通り、アフィリエイターに積極的に情報を発信してもらいWIN-WINの関係を築くには適切な報酬単価を設定し、「働いた分の対価」が配分されるようにしなくてはいけません。
「アフィリエイト広告からの電話反響を成果として承認する仕組みがない」
それだけでアフィリエイターからは案件として敬遠されてしまう要素となってしまいます。
電話との相性がいい商材を、出稿する際は相性のいい導線もセットで考え効果の最大化を目指しましょう。