新型コロナの影響を大きく受けた業種のひとつに、結婚式場・ブライダル業界があります。結婚式といえば、長い人生の中でもひときわ大きなイベント。
此度のパンデミックと重なり、大変な思いをされた方も多いでしょう。
長引くコロナ禍の中で、ブライダル関連企業様の苦労は幾度も報じられましたが安心して祝福をあげられるような元の世界を願うばかりです。
さて今回は、結婚式場やウェディングに関する情報を展開する結婚式場検索サイト様(以下式場サイト様)でのお問い合わせ対応のお話をご紹介いたします。
式場サイト様では、ポータルサイトのほかに、モバイル専用サイトと冊子も展開していました。
その他にも各結婚式場それぞれで思い思いの施策や、媒体掲載を行っているためため電話の問い合わせを受けた式場側にも、「何をご覧になりましたか?」と口頭で確認するといったやりとりをお願いしなくてはなりませんでした。
結婚式場(広告主)は費用対効果の高い媒体に掲載したいという思いがあります。
そのために、式場サイト様は自社の媒体をみて問合せが発生したことを伝えたい。
式場サイト様は結婚式場(広告主)が多く掲載してくれることで売上がアップします。
ですから式場サイトに掲載すれば、問合せが多く発生するという認知を勝ち取るためにも反響を媒体別に可視化する必要性を強く感じていた。という事情があったようです。
また、サービスを開始するにあたり結婚式場(広告主)に電話機や設備などの準備で負担がかかるようではハードルが高いため、スムーズに導入できるクラウドサービスであることが条件でした。
これらを満たし、コールトラッキングサービスを導入した式場サイトでは実際に効果を実感していたといいますが、具体的にどのような改善効果があったのでしょうか。
当初の目的とされていた媒体別の問合せの内訳がしっかり可視化され注力すべき道しるべになっただけでなく、お客様の発信端末の比率も把握できインサイトを得ることができたといいます。
GoogleアナリティクスなどのWeb解析ツールでも閲覧ユーザーの端末比率が見れますので組み合わせて見ることでより深い気付きがあるかもしれません。
また、「式場サイトからのお客様です」と結婚式場(広告主)側に音声ガイダンスを流すことができるのでメディアパワーを再確認していただける機会を増やすことができました。
企業も広告を仕掛けるとき費用対効果を、考えて出稿するのが当たり前になっています。
媒体側として、反響を可視化し広告主に報告することは継続してもらうためにも必要な努力と言い換えられます。
反響の多い媒体は、広告主に印象付け 刷り込んでいくことでLTVにも影響が現れるのです。