◆スマート農業を”電話”が変える
ある長野県の長イモ農家さんの話では、農作業で汚れた状態でパソコンやスマホ上の操作は難しく「農作業中にほとんど触れる機会は無い」と言います。
そのため今でも農作業中はガラケーを防水ケースに被せ電話の着信のみ受けているそうです。
作業中でも”電話に出る”という行為によって、スマート農業機器を操作やインシデント通知を受けることができるとしたら多くの農家の方々にスマート農業を利用していただく事ができるのではないでしょうか?
コムスクエアで開発・提供を行なっているCall Reach(コールリーチ)では気づきにくい状況下でのお知らせを「気づきやすい形」で行います。
Call Reachを用いて異常をお知らせするには、きっかけを与えてあげることが必要です。
今回の場合であればIoT機器などに重大なインシデントが発生していないかを監視する、システム監視製品と組み合わせ、異常を検知した場合をきっかけにしてリクエストを行います。
リクエストを受け取ったCall Reachでは、適した方法で担当者に異常を知らせます。
もっとも気づきやすいとされているのが電話での通知です。
あらかじめ指定された電話番号へ異常を通知し、さらに状況を合成音声が読み上げることで「何が起きているのか」を的確にお伝えできるのです。
インシデントにも自動復旧を行えるものと、そうでないものがありますが対応方法が明確で想定されるものであった場合、異常を知った担当者が受け取った電話でボタン操作を行うだけで簡単に解決まで進めてくれます。
このように、異常発生から検知・通報、そして、受け取った電話のボタン操作で復旧まで行える便利なリレーションは日々障害報告におびえる担当者様の枕を高くしてくれます。
なにも農業に限った話ではなく、システムでの運用を行っているすべての業種で転用できる技術です。
検知・通報・自動復旧を一気通貫でおこなう仕組みにご興味をお持ちのご担当者様は、ぜひ運用アイディアお寄せください。