媒体別の電話反響をGoogleアナリティクスに取り込むシンプルな方法

Googleアナリティクス連携

コールトラッキングサービスを導入する目的の一つに、電話反響の件数をWEB解析ツールへ取り込み、コンバージョンを一元管理したいというニーズがあります。

決済までオンラインで完結するサービスを除き、WEBとオフラインのデータを統合して評価することは、正しいCPAを算出するうえで欠かせない取り組みです。

代表的な解析ツールであるGoogleアナリティクス(GA4)では、WEB上のユーザー行動をイベントベースでトラッキングし、可視化することが可能です。
ただし、その計測範囲は自社ドメイン内の行動に限定されます。

他サイトやSNS、広告などから流入した場合でも、流入前の詳細な行動までは把握できません。

一方、コールトラッキングサービスは単体でWEB行動をトラッキングすることはできませんが、発生した電話のコールログをGA4へ連携することが可能です。

WEBアクティビティと詳細に紐づける高度な分析も可能ですが、その分設計や設定が複雑になります。
そこで今回は、初心者の方でも導入しやすい「シンプルな連携方法」として、媒体別の電話反響を可視化する方法をご紹介します。

Googleアナリティクスに手軽に取り込める電話反響

解析ツールとの連携にはさまざまな方法がありますが、ここでは媒体別の反響を取り込むシンプルな方法に絞ってご紹介します。

お問い合わせの中でも、「検索キーワード単位での最適化」を目的とされるケースは多いですが、必ずしもそこまでの粒度が必要とは限りません。

「どの広告媒体から電話が多く発生しているのか」
といった把握であれば、シンプルな連携でも十分に有効です。

この方法であれば、コールトラッキングツールの管理画面を確認せずとも、GA4上でWEBコンバージョンと並べて電話反響を評価できるようになります。

Googleアナリティクス(GA4)側の設定

Googleアナリティクス連携

コールトラッキングツールから連携されたコールログは、GA4上では「イベント」として計測されます。

このとき、媒体ごとにイベント名(またはパラメータ)を分けて送信することで、流入元別の電話反響を識別することが可能になります。

例えば、

・「google_ads_call」
・「yahoo_ads_call」
・「meta_ads_call」

といった形でイベントを設計することで、媒体別の成果が明確になります。

GA4では、これらのイベントを「コンバージョン」として設定することで、レポート上で成果として集計されます。
(管理画面 > イベント > コンバージョンとしてマーク)

また、探索レポートや広告レポートと組み合わせることで、WEBコンバージョンと電話コンバージョンを横断した分析も可能です。

コールログの質を担保するための工夫

コールトラッキングツール側では、GA4へ送信するデータの条件を設定することができます。

例えば、

・一定秒数以上の通話のみを成果として計測する
・IVR(自動音声応答)で特定の操作が行われた通話のみを対象とする

といった条件を付与することで、「有効な問い合わせ」のみをコンバージョンとして取り込むことが可能です。

すべての着信が成果に直結するわけではないため、このようなフィルタリングは非常に重要です。

今回ご紹介した方法は、複雑な開発や高度なデータ設計を必要とせず、比較的短期間で導入できる運用です。まずは媒体別の電話反響を可視化し、WEBコンバージョンと合わせて評価するところから始めてみてはいかがでしょうか。
より高度な分析を行いたい場合は、WEBアクティビティと紐づけた計測へと発展させていくことも可能です。

こちらの記事では、WEBのアクティビティと紐づけてしっかり測定したい方向けの上級編をご紹介しています。

ぜひ、併せてお読みください。

コールトラッカーで始めるシンプルな電話コンバージョン計測

コールトラッカーは、媒体別に電話反響を可視化し、Googleアナリティクス(GA4)へ簡単に連携できるコールトラッキングツールです。

複雑な開発を必要とせず、イベントとして電話データを取り込むことで、WEBコンバージョンと統合した評価が可能になります。

まずはシンプルな運用から、正確な広告効果測定を始めてみませんか。

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この記事を書いた人
ビジネスシーンにおける電話の役割は実に多種多様。 電話にまつわる”あれこれ”をお届けしていきます。