自社のサービスの情報を発信してより多くの潜在顧客に届けるため、多くの企業がデジタル広告を活用しています。
しかし、デジタルマーケティングに特化した人材を何人も抱えられるのは限られた一部の企業です。
多くの企業はインターネット広告を扱う広告代理店に運用をお任せしているのではないでしょうか?
毎月、レポートや報告は受けていてもその結果が果たしてよかったのか悪かったのか、今後も付き合いを続けるべきなのか。
そういった振り返りの議論を行う基準は社内にあるでしょうか?
中にはなんとなくお付き合いを続けてしまっているというケースもあるでしょう。
広告運用の精度を高めるためにかける手間暇は会社の方針や、かけられる予算によってもだいぶ違います。
コストに対して妥当な仕事をしているのか、どれだけシビアに取り組んでいるのか。
「結果だけがすべてとも言い切れませんが、言われてみればそうかもしれない」と感じたご担当者様にはぜひ知っておいてほしいポイントがあります。
もしかすると、御社のビジネスとあまり相性の良くない代理店に任せてしまっていたということもあり得るのです。
検索連動型広告とはインターネット広告のひとつで、ネットユーザーが検索したキーワードに関連する広告を検索結果に表示します。
表示しただけでは課金は行われませんが、クリックされるたびに広告主に課金が発生します。
広告代理店のデジタルマーケティングは、広告費の最適化を行い、予算内で最大の広告効果を発揮することを目指して運用されます。
そのためにはユーザーの検索しやすい検索キーワード、成果に結びやすいキーワードを見極めチューニングを行い続けなくてはなりません。
広告運用の効果を測る目標としてコンバージョンの設定が必要です。
何をコンバージョンの条件として定めるかによって、入札の働きが変わってくるため重要な作業です。
コンバージョンは複数設定できます。
例えば資料ダウンロード、問い合わせフォームからの問い合わせ、無料トライアルの申し込み、サービスの申し込みなどが一般的ではないでしょうか。
コンバージョンの条件を満たすと、グーグルアナリティクスなどの解析ツールでもコンバージョン1件としてカウントされます。
検索連動型広告の配信を行うには手動入札と自動入札、ふたつの方法があります。
手動入札は、様々な情報から判断して入札作業を行うスタッフが目標値をセットします。
ただし、クライアントによっては詳細な分析を行わず広告管理画面のみの情報で入札を行うことも多いと聞きます。
手動入札では、あらかじめセットされた目標値に則って広告を表示させます。
一度、目標値をセットしたら変更があるまで忠実に配信を行い続けます。
対して、柔軟なチューニングをAIが行ってくれる自動入札が今の主流といえます。
過去のコンバージョン情報をもとに、行動履歴が近いユーザーを見つけ広告側で入札を補助してくれます。
行動特性が近いユーザーを狙ってAIが自動で入札を行ってくれるため、その準備のためにも正しく成果をコンバージョンとして測定できるツールが必要なのです。