突然ですが、あなたの会社ではお客様からの電話問合せを受ける専用窓口を設置していますか?
「営業時間外にかかってきた電話がどれくらいあるかもは把握しておらず、後日折り返しなども積極的に行っていない。」
このような悩みを抱えている企業のご担当者様も多いのではないでしょうか。
今回は、電話問合せが重要な業種にとっては特に理解しておきたい「フリーダイヤルの価値」についてお話したいと思います。
電話問合せが少なかったり、接続中のお客様が電話を切ってしまう原因の一つとして考えられるのが、通話料金です。
電話番号の種類は発信者側に料金が発生するものと、着信者側に料金が発生するものに区別されます。
一般的な電話番号は、発信したお客様側に料金が発生します。
この場合には、通話時間や待機時間が長くなるほどお客様の金銭負担が大きいため、電話問合せに対する心理的な足かせになってしまうこともあります。
気にしてみるとお客様相談窓口や、問合せ窓口にはフリーダイヤルが設置されています。
お客様に敬遠されてしまうくらいなら通話料の負担くらいは当然です、と言わんばかりに通話無料がスタンダードになっている業種もあります。
例えばクレジットカードの申し込みや、中古車検索サイトなどでは多くがフリーダイヤルを設置し、通話料無料を採用しています。
一件当たりの商品単価が大きかったり、購入前のヒアリングに時間がかかるケースなどにおける通話料無料は少しでも多くのお客様からの問い合わせを集めたいという意欲の表れなのです。
0120~でおなじみのフリーダイヤルは、着信側である企業や店舗が契約もとになっている場合も多く、契約者が通話料を負担する仕組みです。
貴方がお客様として問合せを行った時「少々お待ちください」と、そのまま数分待たされたとしたら通話料が気になり舌打ちしてしまうかもしれません。
通話料を負担してあげることで、じっくり会話や案内に集中できる。
これは、発信者側にも電話を受けた側にもメリットのあるお話なのです。