
2024年5月21日
コンバージョンとは、Webマーケティングのみならず様々な使われ方をする重要な指標です。
売上や契約といった意味もありますが成果全般を指しています。
商材や、サービスにとってコンバージョンのポイントは異なります。
決済完了だけでなく、お問い合わせや資料請求も立派なコンバージョンです。
士業、保険、不動産、車など複雑な情報を扱ったり、金額的に高い商品の場合、サイト上で申し込みから契約までは完結せずに、来店予約や資料請求などからスタートするケースが多いと言われています。
というのも、複雑な商材になればなるほど、高額な商材になればなるほど、サイト上の情報だけを鵜呑みにしてで契約を結ぶのは不安だからです。
内容をしっかり吟味し、他のサービスと比較し、納得した上で購入したいと思うユーザーがほとんどです。
また、オンライン完結型のサービスは、企業側にとってもシステム上 非常にコストがかかります。
決済システムは目に見えない代わりに、信頼性が非常に大切であり、コストをかけてセキュリティ要件の高いシステム構築をする必要があります。
また、申込途中での離脱が発生しない様に、簡潔にわかりやすいサイト作りが必要です。
リリース前の準備はもちろん、リリース後も日々のデータから改善ポイントを見つけてメンテナンスを行っていく必要があります。
このように、ネット上で全てを完結せず、対面でしっかり説明を聞き、納得した上で契約書を締結する方が適したサービスが今も存在します。
売上とネット上の契約だけがコンバージョンではないのです。
それがわかったところで、お問い合わせや資料請求といった、まだまだアナログなやり取りから発生するコンバージョンを測定する方法について見ていきましょう。