1万円以下からはじめるコールトラッキング

成果報告で損してる?

「電話の反響を測定する」とひとことに言っても、何のために測定を行うのかで役割が異なります。

反響を測定するニーズは立場やサービスによって異なりますが、おおよそいくつかのパターンに大別できます。

まずはそれぞれどのような想定で電話の反響の測定を検討されるのか、いくつかの例で挙げていきましょう。 

◆広告代理店(広告運用)の立場

例えば、広告運用を企業から請け負っている広告代理店であれば、運用実績をクライアントに示す必要があります。

あなたがクライアントの立場であれば、効果の実態が見えない代理店にコストを払い続けることに疑問を覚えて当然ですね。

会議でも集中砲火されてしまうのは避けたいはずです。

そのためにも広告代理店は、 

「うちに任せてもらってからこんなにCPAが改善しましたよ。」とか

「こんなに問い合わせ数が増えましたよ。」 

といった成果を報告し依頼を継続したいというモチベーションを与え続けねばなりません。

仮に電話番号を掲載しなかったり、掲載していても測定をしっかり行っていなければどうでしょう。 

可視化できているwebからの反響数しか報告できず、過小評価につながります。

かといって実数での測定ができていなければ予期せず評価を貶めてしまうことにもなりかねません。

こういった脇の甘さは競合にとってネガティブキャンペーンを打つ要素にもなり、ともすれば取引をひっくり返されるリスクにもなり得ます。 

もしも、満足なレポーティングができていないことで案件を他社に奪われてしまった苦い経験があるなら、ここは必要経費と割り切ってクライアントファーストを体現したいものです。

◆広告代理店(成果課金)の立場

成果報酬の落とし穴

「送客に応じて報酬をくださいね。」

という契約に基づいてLPや広告を運用しお客さんを連れてくる役割の場合、送客を証明する必要があります。

さもなくば、せっかく成果を上げても送客を立証できず対価を受け取るのは困難になります。

これはアフィリエイターの役割にも似ています。

Web経由であればコンバージョンを追うのは容易ですが、電話での問い合わせの場合はそうもいきません。そのためにコールトラッキングツールが必要となるのです。 

しかし、注意点も必要です。

Web 経由であればお申し込みがあった(=売り上げが発生した)ことがコンバージョンであっても電話の場合は、問い合わせがあったことと、売り上げが発生したことは必ずしもイコールではありません。

事前になにをもってコンバージョンとするかを決めておかなければ払い出しを巡って揉めることもあります。 

そのため、規定秒数以上の会話が成立したらコンバージョンとする。といったルールなどを事前に設けておく必要があります。

または録音機能を利用したりすることでしっかりとエビデンスを担保する工夫が必要です。

ほかにも、電話の成果を判定する機能の用意はあるのでご用命の際はぜひご相談ください。

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ビジネスシーンにおける電話の役割は実に多種多様。 電話にまつわる”あれこれ”をお届けしていきます。