
2022年7月13日
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マーケティングの世界では、「マジカルナンバー」という概念があり、法則に基づいて商品の選択肢やセールスポイントの打ち出しを決定することがあります。
マジカルナンバーは、「人間が瞬間的に記憶できる短期記憶の限界容量(数)」のことです。
かつて短期記憶の容量の限界は、「7±2個のチャンク」(つまり5~9)とされていましたが現代では「4±1個のチャンク」(つまり3~5)が有力とされています。
想像してみてください。
クレジットカードなど、記憶しながら入力する必要のある数字文字列は4桁で区切られています。
一方、16桁で構成されていても、カメラの読み取りだけで入力不要となるitunesカードではハイフンの表記はありません。
これでは仮に盗み見されてしまっても、記憶するのは難しいでしょう。