◆入力作業が大変な電話番号は集客と相性が悪いのか?
10桁程度であれば、入力作業もそれほど大変ではないとしてもそれが20桁だと抵抗があります。
事実、シニア向けのサービスなどで問合せを集めたい場合には事業者様も離脱を懸念し、敬遠される傾向にあります。
一方でシニア世代と相性が良いと見られている0120番号は桁数も10桁と、コンパクトな文字列です。
0120番号は1985年からサービス開始され、フリーダイヤルとしての認知度は90%を超えるといわれていますがその分、電話番号の単価は050番号と比べても20倍以上と高額に設定されています。
長い番号であればあるほど、かけ間違える可能性も増えるためターゲットとの相性はあまりよろしくないといえます。
若い方でも、長い番号の入力が面倒と感じるのは自然なことです。
そうなってくると、集客には適さないという印象を抱きがちですが番号の桁数があまり関係のないパターンもあります。
番号を記憶する必要が一切ない場合です。
現代ではスマートフォンでインターネットやアプリを見た流れで電話発信を行うユーザーも多く、電話番号はただの文字列や記号のようなものとして特に執着されない場面も多くなっています。
「電話をかける」ボタンの裏に発信先の番号がセットされている番号を気にするユーザーはそれほど多くないでしょう。
スマートフォンユーザーの場合、一度発信しますか?といった確認(サジェスチョン)が入りますがそれほど気になりません。
◆マジカルナンバーを理解して電話番号を表記しよう
0037や0066、0078といった番号体は00XYと呼ばれる桁数を調整できる珍しい特徴を持っています。
大量の番号を発番したり、場合によっては20桁もある番号を割り当てることもありますがサイトやチラシに掲出する場合、どこで区切ってハイフンを入れるべきか?といった疑問を寄せられることもあります。
正確には、ハイフンを入れる場所に決まりはありません。
そのため、問合せの最大化を考えたときマジカルナンバーを利用しない手はないのです。
皆さんも少し長めの電話番号や文字列を扱う時は、効果を高めるという視点でぜひ3~5桁で区切ってみてください。