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突然ですが、お客様や会員の名簿をどのように管理されていますか?
顧客リストはビジネスを支える重要な資産ですが、管理方法や更新頻度によっては活用しづらくなり、宝の持ち腐れになってしまうこともあります。
ニュースでも、従業員の独立時に顧客リストが持ち出されたり、名簿が不正に転売されたりするケースを見かけます。
裏を返せば、それほど「顧客リストは価値が高い」ということです。
しかし、情報が古い・欠損している・管理方法がバラバラ…といった課題があると、せっかくのリストも十分に活かすことができません。
例えば、次のようなケースはよくあります。
このように「アプローチしたいけど難しい」という理由で何もしないままでは、リストは時間とともに価値が薄れてしまいます。
DMの郵送は確実性がある一方、1通63円+印刷代とコストがかかります。
さらに、日本郵政による転送サービスは「転出から1年間」だけのため、古い住所では届きません。
メールはコストゼロで大量送信が可能ですが、
といった弱点が顕著です。
電話は即効性があるものの、用件が軽いと「わざわざ電話してきた」という悪印象を与える場合もあります。
例えば、治療途中で来院されなくなってしまった患者さんや、料金未払いの督促、予約のすっぽかしといった内容であれば電話を受ける側にも負い目がありますのでわざわざ電話してきたことにも妥当性を感じます。
そのような理由でもないかぎり、電話は行き過ぎた通知手段という印象を与えてしまう可能性もあります。
このように、ご紹介した方法はいずれも一長一短あります。
そのような状況のなかで近年、急速に利用されるようになった連絡手段のひとつにSMSがあります。
◆SMSが選ばれる理由
SMSは携帯番号に直接送るため、
到達率99%以上・開封率90%以上 と圧倒的な実績があります。
かつては70文字以内という制限がありましたが、現在は最大660文字まで送信でき、表現幅が大きく進化しました。
また、アプリのインストールが不要なため、いつでも誰にでも届きます。
そして、様々なシーンでSMSの利用を後押ししている理由に「携帯番号さえあれば送れる」ことがあげられます。
という特徴から、多くの企業が「重要通知はSMS」という運用に移行しています。
携帯番号さえ分かれば送れるため、会員制の店舗・サービスと相性が抜群です。
〈活用例〉
特に予約リマインドは効果が高く、飲食店や医療機関ではノーショー防止の定番手段になっています。
これまで電話で行っていた案内、確認がしっかりと行われるため人的コストの節約にもつながります。

SMSにアンケートや会員ページのURLを添えて誘導すれば、
「高い到達率 × Web誘導の相性」 は、メールにはない大きな強みです。
SMSは、顧客リストを“生きた資産”として再活用するための非常に効果的な手段です。
「リストはあるのに活かせていない」と感じている方こそ、ぜひSMSを販促に取り入れてみてください。
◆さらに成果を高めるなら「コールトラッカー」の活用を
SMSでお客様との接点を増やしたら、次は“反応の見える化”が重要です。
コールトラッカーは、誰から・いつ・どの広告経由で電話が来たのかを自動で記録し、来電状況を可視化できるクラウドサービスです。
来店や予約につながる“反応のある顧客”が把握できるため、SMSやWeb広告の効果測定にも最適。
無駄な販促を減らし、成約率アップに直結する「次の一手」を支えてくれます。

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